- inacceptable
18世紀、北米の北東部〜内陸部はフランス領でした。先住民との毛皮交易やビーバー猟をするため、まだ未開であったその地を旅したフランス人達。彼らがレザーのジャケットを着ていたことを証明する資料はありません。しかし、その時代から革製の上着を着る習慣を持っていた北米先住民と最も深く交流した彼らが、当時(1750年前後)のフランス服の様式を取り入れたレザージャケットをつくって着た可能性があるのではないか。そんな仮説に基づいてデザインした、当時の袖付きウエストコート(ジャケット)です。前振りにした(曲げた)袖、独特なアームホールの曲線、絞りを入れるための独特な背中の縫い合わせ、裾のガセットなど、当時のヨーロッパの様式を受け継ぐディテールをふんだんに盛り込み、唯一無二のレザージャケットに仕上げました。キャメルは荒々しい表情の肌をもつシュリンクさせた馬革。不規則で自然なシボ、バラキズ、などもしっかり残した革です。オークブラウンは自然な肌を残しつつもスムーズな馬革。黒い染料で仕上げており、深い濃い茶色から黒味が抜けていく経年変化が楽しめます。どちらもタンニンなめしです。
※本製品は天然皮革を使用しております。
ムラや傷等個体差のある製品となります。
予めご了承下さい。
inapposite